激動の年?
アメリカの大統領が新しくなりましたが、就任早々、大統領令とかで色々な事が独断で決められているようです。大統領令は、伝家の宝刀のようなものと思っていました。伝家の宝刀は大切な宝物なので気軽には使えません。ここぞという時や本当に困った時などに使用するというのが本来の使い方です。それはアメリカでも同じで、時間的な余裕がないなどじっくりと議論している暇がない状況などを想定して大統領に与えられた特権ではないでしょうか。まだ議会を一度も開催していないうちに、就任早々宝刀を振り回しそれが通ってしまうのは理解に苦しみますし、ヤジの飛び交う日本の首相就任演説とは月とスッポンですね。
ところで、アメリカだけでなくどの国の国民も自国第一と考えるのは当然ですし、我々も日本への影響を一番心配しています。とりわけ、アメリカの影響を大きく受ける仕事をされている方は、次に何を言い出すのか心配な毎日なのではないでしょうか。問題は、他国に与える影響が大きい国だけに、自国の事だけを考えずに行動していただきたいという事です。イエスマンには優遇そうでない人や国には冷遇となると、やがてうっ積された不満がどういう形でかえってくるのか、それを心配している人が多いという事も心の片隅にでも置いてもらいたいものです。
2025年01月26日 11:40